Gitを使った分散開発管理17 – logを少しきれいに表示する

Gitを使った分散開発管理17 – logを少しきれいに表示する

Clock Icon2013.06.12

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Gitでログ表示

Gitでログ情報を表示したい場合、git logコマンドを使用します。
オプション等一切なしで起動すると、コミットログをページャで確認することができますが、見やすいとはいえません。
(コミットログのサンプルとしてこれを使用)
gitkig-1

このコミットログをもう少し見やすくする方法をいくつか紹介します。

環境

今回使用した動作環境は以下のとおりです。

  • OS : MacOS X 10.7.5
  • Git : 3.1.3.1

aliasをつくってgit logを見やすく

logコマンドにオプションをつけ、見やすい状態にします。次のコマンドを入力して、lgというlogコマンドのaliasを設定してください。

% git config --global alias.lg "log --color --graph --pretty=format:'%Cred%h%Creset -%C(yellow)%d%Creset %s %Cgreen(%cr) %C(bold blue)<%an>%Creset' --abbrev-commit"

git lgと入力すると、下記のようにカラーリングされてマージ履歴や各種情報が見やすくなった状態でログを見ることができます。
gitlog2

tigを使う

tigとは、CUIで使えるGitブラウザです。
(MacであればHomebrewでインストールできます)
tigを実行すると、下記のようにログ一覧が確認でき、さらにそこからdiff情報を見たりすることもできます。
gitlog3

ちなみに、git logの出力形式のままtigを使いたい場合、次のようにgit log出力をパイプでtigに渡します。

% git log | tig 

まとめ

ログを見やすくする2つの方法について紹介しました。
tigはとても高機能なので、これを使用する方法が楽かと思います。試してみてください。

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